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相変わらずの円売りでした。国内金利の引上げが実施されても、事前の予想通りに、一時的な上下はあったものの、マーケットが円売りで反応しました。 現状の各国の金利政策を並べると、米国は「金利据置き」、EC圏「金利引上げ観測」、英国「据置きだが、利上げ可能性あり」、豪州・NZ共に「利上げ可能性あり」という背景の中で、国内金利が多少引上げられようとも、各国との金利差の大幅縮小には至らず、国内では政治的な要因(参議院選挙=7月)を考えると、次回の利上げは早くて8月以降という観測となり、逆に言えば、夏までは、安心して「円が売れる」ということになります。 確かに、金利差の着目したトレード(基本的なトレード)という観点では「円売りをすれば儲けられる」という構図ですが、一筋縄でいかないのがマーケットです。今後、何かのキッカケで円の買戻しが起こる可能性を秘めていますが、その時に、いかに対応(リスク管理をして、しっかりと円売りポジションを取る)することが、大きな分岐点かと思います。 さて、テクニカルですが、121円台半ばまで上昇したドル/円ですが、昨日も比較的短い時間足での調整後、上値を取る動きとなっています。しかしながら、「日足」でのトレンドを形成する動きとはなっていません。 「日足」の上下のボリンやボリンの中心線、最強なる移動平均線が、ほぼ横ばいとなっており、ローソク足は、これからが正念場といえます。つまり、上昇トレンド形成には「日足」ボリンのアッパー=122.30円となっており、本日以降、横ばいとはいえ、過去2回下に跳ね返された122円台に乗せることが必要となってきます。 「日足}ボリンの中心線=120.80円と最強なる移動平均線=120円との2つのラインと中心とした「ボックス相場」を想定しましたが、マーケットは、利上げ後の円売り圧力が強く、中心線を上回っており、今後、このラインがサポートラインとして機能し、ボリンのアッパー=122.30円を伺う動きになる可能性もあります。 ここで、注意せねばならないのは、ドル/円、クロス円の中で、一番動きが良い(円売り)通貨ペアは、ユーロ/円です。これは、昨日、最高値を更新しました。その背景は、上記の金利差拡大が見込める通貨ペア(ユーロの利上げ観測)だからです。 つまり、現状の円売りトレンドは、ユーロ/円が主導する形となっています。そのユーロ/円の「日足」チャートにおいて、ボリンのアッパー=159.55円となっており、本日の価格からみると大きな上昇は「買われすぎ」となり、その後の反動もあると思われます。 よって、ユーロ/円に引っ張られたドル/円が、122円を奪取できるか要注目と思います。その前に「2時間足」、「4時間足」が高値圏での保ちあいとなっており、ボリンのアッパーとの乖離が拡がりつつあり、今後、特に「4時間足」のボリンのアッパーの形には要注意と思います。 |
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